超簡単解説:D2Cって何??
最近「D2C」という言葉をよく聞くことがあるかと思います。
でも、「D2C」って、わかるようでわからないとか、
単にECで商売することじゃないの?と思っている方もいるかと思います。
今回は「D2C」を超簡単解説いたします!
D2Cとは?
D2CとはDirect to Consumerの略で、卸や小売店を通さず、デジタルを活用し、直接商品を販売することです。
D2Cの特徴は?
D2Cは、単にネット上に店舗を出すこととは異なります。
その特徴は、下記だと、こぶたろーは考えています
- 製造から販売までを垂直統合している
- データを取り、そのデータを顧客体験にフィードバックしている
- モノを売るのではなく、世界観やライフスタイルを売っている
(モノで差別化が難しい時代に、世界観、精神性、ストーリーで差別化) - 購入者をお客様と捉えるのではなく、同じ物語に共感している仲間と位置付けている
どこかで聞いたような要素だと思いますが、
上記はアフターデジタル的世界であり、OMO的考え方と同じです。
アフターデジタル的考え方のもと、デジタル上で直接生活者と繋がり、
ビジネスをすることがD2Cであるかと思います。
D2Cのメリットは?
D2Cのメリットは下記かと考えています
- 製造から販売までを垂直統合し、卸や小売店を通さないため低価格を実現(高利益率も可能)
- デジタルで「仲間」と繋がっているため、購入時だけでなく、恒常的にデータを取得し、それをより良い顧客体験につなげることができる
D2Cブランドは、従来のブランドと異なりスーパー、ショップのような物理的制限のある売り場を持ちません(例外はあります)。
そのため、流通を押さえ、売り場でのプレゼンスを高めれば売れると言う「量的」な考え方ではなく、何回も選んでもらい、周りに広めてもらえる「ファン」をいかに増やすかという「質的」な部分での比重が高いかと思います。
その「ファン」を増やすために大切なのは、ブランドの存在意義であり、ストーリーであり、顧客体験ということになるのだと考えます。