超簡単解説:OMOって何??
OMOって言葉もよく聞くけど、OMOって何の略だっけ?
OMOの本質って何だろう?
OMOは、わかっているようで、よく分かっていない言葉の代表格ではないでしょうか。
今日はOMOについて、超簡単解説したいと思います!
OMOとは、Online Merges with Offlineの略で、
オンラインとオフラインを統合し、
よりベネフィットのある顧客体験を提供することです
前回の記事の「アフターデジタル」な世界とは、OMO化された世界のことですで、
ほぼ同義に近い概念で、どちらかというとOMOの方がより具体に近い言葉ではないかと、
こぶたろーは考えています
オンラインがオフラインを統合すると言われても、なかなかピンと来ない、
O2O(Online to Offline)と何が違うの?と思われる人もいらっしゃるかもしれませんが、
ポイントは下記ではないかと、こぶたろーは考えています。
- オフラインを軸に、オンラインを単なる誘導接点と考えるのではない
- 顧客に対するオンラインサービスとオフラインサービスを分けて考えない
- 顧客が最も便利で快適な体験をするには、どのような形が望ましいかという視点で、オンラインとオフラインを統合して考え、ベストな顧客体験プロセス(ジャーニー)を設計する
- オフラインに、オンラインの考え方を持ち込み、テクノロジーを活用することで、より便利に、より快適な体験を提供し、そこからデータを取得する
- 商品・サービスの購入や利用の時だけでなく、それに関連したサービスをデジタルで提供し、恒常的に顧客とリレーションを作るとともに、データを取る
- そのデータを活用し、顧客の行動状況を理解し、顧客体験にフィードバックする
そして、上記のOMOにとって大事なのは、
オンラインとオフラインを統合して提供する顧客体験設計のもととなり、
かつ、データを分析することから得られる
「顧客の状況の理解」「顧客インサイト」の理解が非常に大事
ということだと思います。
参考:アフターデジタル2